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ここも、ぼちぼち行きましょ

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F1

●2007年9月28日~30日にかけて、F1日本グランプリが30年ぶりに静岡
県の富士スピードウェイで開催され、熱い戦いが予想されます。
●F1の「F]は「フォーミュラ(formula)」の頭文字で、サイズ・重量・エンジ
ン排気量などによるレーシングカーのクラス分けを示し、「F1」はその最
高峰クラスのレースとなります。
●レースは通常3日間行われ、金曜日は2回のフリー走行でレースに向け
た準備をしたり、戦略を決めたりします。
土曜日は午前中にフリー走行が1回、午後に予選となります。予選は一定
時間内に全22台が走行し、下位から順にドロップアウトしていき、最後に
10台によるポールポジション(予選で最も早いタイムを出したドライバーが
つくポジションでスタート位置が先頭となる。)争いが展開されます。
日曜日の午後に決勝が行われ、各コース毎に決められた規定周回数で
優勝を競います。ちなみに今回の日本GPでは67周走ります。
1997年には予選タイムが3台同タイムとなったこともありました。(同タイ
ムの場合そのタイムを記録した順に並びます。)
●1レースにつき8位までが入賞となり、順位に応じたポイントがドライ
バーとコンストラクター(チーム)に与えられます。このポイントを積み重ね、
シーズンを通しての合計得点でドライバーとコンストラクターの年間チャン
ピョンを競います。
●F1ドライバーになるには、様々なカテゴリーのレースで好成績を収め、
国際スーパーA級ライセンスを取得する必要がありますが、取得したから
といってF1に参戦できるわけではなく、F1参加チームに認められ、契約を
交わして初めてF1ドライバーになれます。
優勝回数トップは昨年引退したミハエル・シューマッハで91回、2位は
アラン・プロスト(51回)、3位がアイルトン・セナ(41回)となっています。
日本人ドライバーとしては、1987年に中嶋悟が日本人初のフル参戦を果
たし、その後鈴木亜久里が日本人で初めて表彰台に立ちました。最近で
は2004年に佐藤琢磨が日本人2人目の表彰台獲得を果たしています。
ドライバーは男性ばかりとは限りません。過去には女性ドライバーも参戦
しており、1975年にはレッラ・ロンバルディが見事ポイントを獲得しています。
●F1マシンの外観寸法は市販車とほぼ同じですが、重量が約600kgと市
販車の約3分の1しかありません。速さを追求して様々なマシンが開発され
てきましたが、1976年には前輪4つ後輪2つの6輪車が登場し、数度の入
賞を果たしました。なお、現在タイヤは前後4輪と決められています。
●3月のオーストラリアGPから始まった2007年F1も、日本グランプリで全
17戦中15戦目となります。優勝争いの行方が楽しみです。

<ご参考>
第12戦トルコGP(8/26)結果時点のポイントランキング
ドライバーズポイント
1位 L.ハミルトン 84
2位 F.アロンソ 79
3位 F.マッサ 69
4位 K.ライッコネン 68
5位 N.ハイドフェルド 47

コンストラクターズポイント
1位 ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス 148
2位 スクーデリア・フェラーリ・マールボロ 137
3位 BMWザウバーF1チーム 77
4位 INGルノーF1チーム 36
5位 AT&Tウィリアムズ・チーム 22
by mooksM | 2007-08-28 06:53 | 雑談
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